子育て講座「子どもにとって自然はなぜ大事か」

保護者会主催子育て講座
「子どもにとって自然はなぜ大事か」が開催されました。

元保育士で、造園業を営む傍ら、自然と触れあうことのできる園庭を造る活動もしている小泉氏を講師にお招きして、子どもにとって自然と触れ合うことの大切さをお話ししていただきした。

●子どもにとってなぜ自然は大切か
●自然が子どもの感性をいかに豊かにするか
●子どもと自然の付き合い方

などなど、小泉さんの経験から、子どもと自然をテーマにした様々な話をして頂きました。
(以下は個人的感想なので、先生の話と異なるかもしれませんので、ご了承ください)

与えられた形の決まった遊具では、それ以上の発想は出来ないが、自然の中では、子どもたちの中では色々なものに変化し、様々な遊びに変わります。例えば、汽車の造形物の遊具では、汽車にしかならないが、自然の中にある丸太では、「汽車になったり」「いすになったり」「平均台になったり」・・・様々な遊びに子どもたちは、変化し発見していきます。

また、自然の中には危険もあります。
2mの高台に立ち、飛び降りるということを子どもは自然の中での遊びの中で出来る様になります。でも、はじめは恐怖のあまり尻込みする子どもがいたり、恐怖もなく飛び降りる子もいたりします。
どちらの子どもがいいのでしょうか?本能として「怖い」を感じるので、はじめは恐怖で尻込みをするかもしれませんが、自然の中でそれを理解して乗り越えるということで、ひとつの成長となります。そんな、予測可能な危険(リスク)は子どもの成長にとって大事であります。
しかしながら、自然の中には予測不能な危険もあります(ハザード)。
大人はこのリスクとハザードを見極めて、見守る必要があります。

今回の講演を聴いて、私たち大人が、子どもたちにどのような環境で自然と触れ合う場を多く持たせてあげるのか?たくさんの自然のなかでの経験をさせてあげられるのか?子育てと日々の忙しい生活の中であってもそんな時間をたくさん子どもに保証してあげられるように、がんばっていきたいと、再認識させられました。

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ネット部(管理者)
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みつばち菜の花保育園をつくる会インターネット部です。ホームページの運営管理を行っています。