2013保育のつどい参加!

今日、北大路にある大谷大学で 第45回京都保育のつどいがありました。

参加してきましたので、ご紹介いたします。

今回の記念公演は、新沢としひこさんでした。

参加型演奏会で、心も体も元気になる、そんな公演でした。

もちろん、保育でよく耳にする子どもたち大好きな歌や色々な運動を取り入れた体操など、とっても楽しいひと時でした。

この写真は新沢さんのツイッターの一コマです。あっという間の2時間でした。

午後からは数ある講座の中から、熊丸みつ子さんの「新聞紙であそぼう!」に参加してきましたので
ご紹介いたします。(講演の内容については、聞き手の主観が入っていますので、とり方は変わるっているかもしれません。)

講座の内容は2時間いっぱい、頭と体、そして、周りにご一緒した保育士さんたちとの交流で盛りだくさんでした。

「子どもに対してイライラする!って思うこと・・・あるよね・・・これって、子どもも大人も順調に成長しているってこと。安心して!!」

子どもには手がかかるもの。5手のかかる子には5の、10手のかかる子には10の生きる力を手に入れます。20手のかかる子には20の財産・・・こうして生きる力の土台を作ってきているからです。

子どもは泣くことで信頼関係を作ります。

子どもは笑顔をいっぱいほしい。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、保育園の先生や色々な大人の笑顔を子どもたちにあげると、笑顔が子どもたちの生きる力になります。

叱ることも大事。子どもはやってもいいことや、やってはいけないこと、分からないことだらけ。やってはいけないことをしっかりと伝えることも大事。

でも、「やるべきことは、やるべき時に十分にやらせてあげる」いつかは出るから。幼児期に出るのか?出なければ、思春期に、そうでなければもっと大きくなってから・・・・どうせなら小さいときに出し切っ他方が良いかな・・

では、子どもたちに何を伝えるの?たっぷりと手間をかけて、「その人が生きてきたものを伝えてあげる」

子どもたちはたくさんの人と係って育つ。関わった人から色々な生きる力を伝えてもらい育つ。一人の完璧な親でなくてよい。完璧な親一人の力より、10人の関わり、生きてきたものを伝えてもらったほうがたくさんの生きる力を持てる子になる。

だから、家庭だけでも、保育園だけでも伝えられない。家庭での係りや保育園での係り、そして地域との係り・・・たくさんの係りの中から多くの生きる力をもらえるのです。

こうした話のあと、新聞紙や身の回りにあるちょっとしたものを使って子どもとのかかわり、子どもになったり親になったり2人ペアになっての体験は夢中になって、楽しいひと時でした。

こんな感じで、講座を受けて、

子育てってこれでいいのかな?こんな子育てで十分なのかな?うまくいってるのかな?そんな思いの中、色々な話を聞いて、子育てに少し肩の力を抜き子どもたちへの係りにつながれば…と感じました。

みつばち菜の花保育園で大切にしている「どの子もわが子」「子どもを真ん中に」。どの子もわが子として係ることで、子どもたちはたくさんの大人とのかかわりが持てるし、それによりたくさんの笑顔と生きる力をもらっている・・・ということになるかな・・

たくさんのことを感じ、体感できた講座でした。(文章にするには難しいですが…)

他の講座や分会もとってもためになる体験ができたことだと思います。来年も一緒に学びましょう!!

今回の保育のつどいでの再会。

こんな感じで心も体も頭もいっぱい使っての保育のつどいでしたが、もう一つ、出来事がありました。

それは、連れて行った子どもたちを、申し込んでいた保育の場に連れて行ったとき、そこに、ある学生さんが保育のお手伝いで参加されていました。

その学生さんは、現在保育士になろうと一生懸命勉強している学生さんでしたが、なんと、中京区のまだ小さかったみつばち保育園の卒園児さんでした。

今のみつばち保育園、みつばち菜の花保育園の大先輩!!

今回の熊丸先生の講座の「5手間のかけた子は5の、10手間をかけた子は10の、20手間のかけた子は20の生きる力の土台を得て、それを返してくれる」・・・まさに、このみつばちOBの学生さんは自分の保育園時代のたくさんの方の係りから得た生きる力の土台に、さらに小学校、中学校・・・そして大学生の今までに係ってきた多くの人から得た生きる力を保育士という形で、次なる子どもたちの世代に生きる力を伝えるのでしょうね。

その当時を知る先生方、再会された方は、色々な意味で、保育の現場に還してくれることにうれしさ、喜びを感じられたことでしょうね。

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ネット部(管理者)
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みつばち菜の花保育園をつくる会インターネット部です。ホームページの運営管理を行っています。

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