魚も柚子も売ってます…その1
コロナ禍で、つくる会の活動は思うようにいかない日々が続きましたが…
ここ最近、小さくも温かな活動が少しずつ始まっています。
園内ミニバザーやお芋、小学生グッズ販売などなど…
その中でも、今回は、インターネット部のお魚販売をご紹介します。
これは、菜の花第3期生の長村いぶきちゃんママのご紹介の縁から始まりました。
一夜干したら、ものすごくふっくらと脂の乗った旨味が広がる鯛カマ。
しかも、冷凍保存ができるので、忙しい毎日に焼くだけで子どもたち大喜びの救世主食材!
さらに、材料はカマと塩のみ、愛媛県宇和島産!
こんなありがたい食材を在園保護者や職員の方々に知っていただけたらと思い…
恐る恐る…販売元の愛媛県宇和島市蒋淵(こもぶち)の“企業組合こもねっと”さんに御相談すると…
なんと!つくる会活動に賛同して下さるだけでなく、
つくる会の土地代金返済の収益を乗せるため、廉価での販売を快諾して下さるとお返事がありました。
しかも、鯛カマだけでなく、多種多様なお魚類の数々。
プロフェッショナルな調理の魚類を家で簡単に食べられるという…
働く大人には感涙のラインナップ。
真鯛やわかめのドレッシング、藻塩などの調味料もあります。
よっしゃー!!と心躍る瞬間。
確かに、こもねっとさんのホームページを拝見すると、
蒋淵(こもぶち)という地域やそこで生み出される食材、暮らす人々、未来を担う子どもたち、そしてそのつながりをとても大切にされています。
つくる会と、心を寄せる気持ちは共通だったのだと、いたく感動しました!
そんなこんなで販売が確定しましたが、この先の販売には、
心を寄せて購入してくださる方がいて成り立つものです。
この循環には、いつもの販売者と消費者という関係以上の、
「利他への想い」や
「購入や販売を通して、子どもたちの暮らす社会が少しでも良くなるようにという志」があるように感じます。
地域の新鮮な魚を活かして美味しいものを作り、それを己の利益を減じて販売されること。
こどもたちやつくる会、商品に想いを寄せて、お買い上げ頂き、口に運んでくださること。
そういった一つ一つの想いと行動の積み重ねが、
子どもたちの豊かな育ちの場を「つくる」保育園を「つくる」に繋がっています。
そして、在園保護者や職員、OBの方々にお声がけしたところ、
たくさんの方々が、それは色んな種類のおさかなクンたちを指名くださいました!
このような機会が、菜の花の御縁を繋ぐ場となっていることを本当にありがたく思います。
そんな御縁の最たる場は、「魚も柚子も売ってます…その2」に続きます…
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