夏の風物詩…それは「プール掃除」
夏も終わり、秋の風情を感じ始めるこの頃…
菜の花の、この夏の思い出を一つ…
菜の花の夏といえば、祇園祭り、かどの祭り、菜の花の夏祭りなど、
華やかなものに目が行きがちですが…
菜の花の夏に外せないもの…それは…!!
子どもたちも大好きな!保育園の『プール掃除』!!
これは、菜の花の重要な事業である『午塚公園掃除』の兄弟分ともいえる大切な取組です。
何が重要か…それは、保護者会・保育園・つくる会が、思いを寄せあい、手を取り合って行っているところです。
かれこれ数年前、まだ保育園が開園して間もないころ、
新たに保育園が出来て周辺環境に及ぼす影響を心配されている近隣の方と先生とのやりとりを見ていた保護者が、
「私たちが、地域のためにできることは何だろう」
「子どもたちがお世話になっている保育園の力になれることは何だろう」
「地域のために、子どもたちのために、保護者同士で力を合わせてできることは何だろう」
そんな風に考えた末に、いつも子どもたちが遊ばせてもらっている午塚公園を掃除することから始まりました。
全クラスでしたり、クラスを分けたりして、大人も子どもも一緒にゴミを拾ったり、落ち葉を集めたり、草を抜いたりしています。
この午塚公園掃除が夏の炎天下は厳しいことから、保育園のプール掃除に代えようと、
状況に合わせながらも、柔軟に取組を進めています。
そして、保護者会のこの活動は、つくる会の活動にも繋がっています。
保護者や職員といった有志が子どもたちのために思いを一つにして、
つくり続ける保育園への土地を寄付した資金活動に繋がるのです。
この好循環で、みんなで力を合わせる取組は、菜の花の屋台骨を象徴しているとも言えます。
そして、この取組の良いところはまだまだあって…
お父ちゃん・お母ちゃんは、掃除をしながら、日ごろなかなか話せない保護者同士の会話を楽しみ、悩みを打ち明け、
なかなか普段目の当たりにすることができない、自分の子どもだけでない保育園の関わりの様子を見て、
子どもたちは、掃除をしながら、公園遊びや水遊びに仲間と興じて、
なかなか普段関わることのない、仲間のお父ちゃん・お母ちゃんたちと触れ合い、時間を過ごします。
特にコロナ渦にあって、その取組の大切さは、より一層増しているように思います。
力を合わせて、思いを寄せあっての活動が少しずつの中でも、
一つ一つ丁寧に、大切に、取組を重ねていけたらと願っています。
次回は、運動会前の午塚公園掃除です★
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